2014年7月30日水曜日

マッキンリー登頂の全貌見せます! -Part.4-

【6月23日】

19日に辿り着いたハイキャンプ(5,200m)。
ハイキャンプの真ん中に「EXPEDITION 88」の旗を立てる

















マッキンリー挑戦の最終キャンプ地です。

頂上アタックには快晴無風が絶対条件
しかし、天候が崩れてしまい、待機を余儀なくされました。


そして、ここで天候の回復を待つこと5日・・・。


ようやくやってきた絶好のアタック日和。
6月23日、いよいよアタック開始することになりました。

なお、前日(24日)にはここまで共にしてきた松本氏が高山病にかかってしまい、
涙を呑んで下山することになりました。


さぁ、待ちに待った最終アタックが始まりました!!!!!

















ご覧いただけますでしょうか。この険しさ!!

足を踏み外そうものなら、一気に滑落することが想像に難くないこの傾斜。

見渡す限りの雪、雪、雪・・・。




足には、爪のついた登山靴「アイゼン」を履き、


















手にはピッケルを持ち、
※イメージ

























雪にざっくざっくと突き刺しながら進んでいきます。



このアイゼンとピッケル、簡単に使いこなせるものではなく、
本来であれば事前に練習しておく必要があるのですが・・・



石川は、マッキンリー登山時に初めて使用したのです!!!


なんたる勇気!!
いや、なんたる無謀さ・・・!!!



何事もなく頂上に辿り着けたのでしょうか。
きっと波乱に満ちた道中だったのでしょう。


そんなお話は、また次回に♪

2014年7月29日火曜日

マッキンリー登頂の全貌見せます! -Part.3-

さぁ、いよいよ頂上も近づいてきました!
が、地上の距離感覚とは違うもの。まだまだ長い道のりが続きます。


【6月15日】

現在地、標高4,300mの「14キャンプ」と呼ばれる地。
4,300mといえば、日本一の山 富士山を優に超える高さ。。

空気も薄く、雪に覆われるほどの寒さです。



















スタートしてから早1週間以上。

疲労もピークになってきました。


それでも、天気が荒れると強風が吹き荒ぶため、防風壁が必須。

疲れ果てた体を無理やり動かして、みんなで氷のブロック壁を作りました。

氷の壁で風は防げるものの、暖を取ることはできるのでしょうか?

きっと雪で作る“かまくら”と同じ原理なのでしょう。



【6月18日】

さて、まだまだマッキンリーの先は長い!!
ここで留まっているわけにはいかない、ということで、歩みを進めます!


次に目指すは「ヘッドウォール」。ここは標高4,900m。

そして、なんと斜面の角度は40度~55度。


そう、皆さん覚えていますか??
マッキンリーではシェルパーがつかないということを。


















こんな感じで、自分で荷物を引っ張っていくのです。


ひきずるだけでも腰に負担がくるのに・・・
この荷物を背負って急斜面を登っていくのです。


リポビタンDの「ファイトーーーー!!!いっぱぁぁつ!!!」が
延々と続くイメージでしょうか。


さすがにそんな場面で撮影する余裕もなかったようで、写真はございません。。。


でも、4,900m地点に着いた際にはこんな笑顔♪




















余裕を感じさせる表情ですが、実はこんなに高いところまで来ているのです。
















雲を遥か下に眺め、雪に覆われた山・・・


そして、この後はまた「14キャンプ」に戻って宿泊しました。



こうやって、登っては下り、登っては下りを繰り返して
徐々に体を高度順応させていくのです。




さぁ、いよいよ次回は頂上アタック!!!!!



「成功」したことは分かっていても、ハラハラドキドキの道中だったようです。

お楽しみに♪

2014年7月16日水曜日

マッキンリー登頂の全貌見せます! -Part.2-


【6月12日~13日】

いよいよ標高3,400m地点の「11キャンプ」に到達した3人+ガイド2人。

3,400mとは、日本一高い富士山(3,776m)近い高さ。
と考えると、だいぶ高地まで来たような!?


いえいえ、マッキンリーは標高6,168m。まだ折り返したばかりです。

どんどん進んでいかなければ!!
ですが、ここは雪山。吹雪く日も多く、待機せざるを得ないこともしばしばです。

風が吹くと、歩くことは命の危険にさらされる・・
みんなでテントで待機。天候の回復をひたすら待つ。
まだまだ余裕の様子。にこやかな笑みを浮かべています。

暖をとれるものの、寝ているうちに雪が積もり、テントが埋まってしまうことも。
なので、朝起きたらまずは雪かき!これが恒例行事でした。



ちなみに、マッキンリーは緯度が高いため、夏でも寒い。
早朝の気温はマイナス30度にもなることがあるのだそう!

そんな中、石川は・・・




Amazing!!!!!!!!

見ているだけで寒くなるような光景・・・



心頭を滅却すれば氷もまた暖かし
ということなのでしょうか・・・。

恐るべし!



山の天気は変わりやすいといいますが、ここマッキンリーでは
天気の回復待ちということが本当に多かったようです。

その分、晴れた日には一気に進まなければいけないんですが。


なんと29日中15日間は降雪に見舞われたそうです。


そして、待ち望んだ晴れの日。





空が碧い!!!


さぁ、また頂上に向かって進んでいくぞ!


詳細はPart3にて!

2014年7月15日火曜日

マッキンリー登頂の全貌見せます! -Part.1-



おはようございます。ブログ管理者です。


昨日のブログにて、エルブルス挑戦間近とお伝えしましたが、
その前に、アニマル石川のマッキンリー登頂詳細もお伝えしなければ!と、
連日のブログ更新です✩



まず、今回のマッキンリー挑戦を共にしたのは、

(写真左) 佐賀県鳥栖市の登山愛好家 松本愛明氏(73)
(写真中央) 冒険家 舟津圭三氏(57)


奇しくも全員が「8」歳違いであることから
Expedition 88 を結成!!!


ちなみに、今回はお仕事の都合で参加ができなかった大重信二氏(49)も加えた4人で
南極点を目指した際には、「8888」カルテットを結成しました。


奇遇にも8歳違い。日本では末広がりで縁起が良いとされる「8」。


なんだか幸先の良い感じがしますね✩




【6月6日~7日】
さて、いよいよマッキンリー山登頂への道のりが始まりますが、
一般的なルートとしては下から上がっていくわけではありません。

富士山でも、5合目から登り始めるのが王道ルート。

マッキンリー山の場合は、標高2,200mのカヒルトナベースキャンプという地点まで
小型飛行機で向かうのが標準なのだそう。

こんなセスナで向かうのです


え、楽してるじゃん!とお思いの方!
マッキンリー山は標高6,168m、そして雪山・・・。
我々の想像を遥か超える過酷さなのです。。。


雪だらけ・・・そして、鋭く尖った山


ここから2日かけて標高2,400m地点を目指します。





こんな感じで歩いていきますが、何かお気づきでしょうか???


そう、登山者自身が荷物を運んでいるのです。


エベレストなどではシェルパと呼ばれるガイドが荷物を運んでくれますが、
マッキンリーにはシェルパはいない!!

そのため、、歩き慣れない雪山を、40kgもの荷物を持って移動する必要があるのです。


こうやってソリに載せていけば、少しは楽になるようですが、
その分腰への負担が掛かってしまいます・・・。



そんなこんなで始まったマッキンリー山への挑戦。



徐々に詳細をお伝えしていきます。
次回をお楽しみに♪

2014年7月14日月曜日

次は・・・エルブルス山挑戦!!

こんばんは。ブログ管理者です。


グループ代表・石川のマッキンリー挑戦終了から2週間・・・


さぁ、次はいよいよセブンサミット・プロジェクト第4弾
エルブルス山挑戦が始まります!!!


上野にある、DACグループ本社13Fエントランスにも、
エルブルス挑戦隊のポスターが掲示されました!!!





右には、石川のマッキンリー挑戦ポスター。そして、「登頂成功」の文字も。

この良い流れを引き継げるよう、並べて貼ってみました。



さて、先週末もトレーニングを行ったようです。

DAC那須研修所の近くに聳える、標高2,000m弱の「茶臼岳」。

登山素人社員2名も引き連れて、7時間半のトレーニング。







気づけば、いよいよ出発まで1ヶ月を切りました。

最後の追い込み、富士登山トレーニングも、来週末に控えています!!


エルブルス隊の成功を、心より祈っております✩

2014年7月2日水曜日

【英雄列伝】 マッキンリー登頂成功!!

みなさま、一日もお待たせして申し訳ございません。。。


社員をはじめ、関係各位にご報告させていただいているので、
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、


アニマル石川、
無事マッキンリー山に登頂成功いたしました!!!!!




応援いただきました皆様、誠に有難うございました。


6月30日17時のフライトで日本に到着し、その足でDAC本社へ戻ってきました。







驚くほどに痩せて(締まって)、ますます精悍な顔立ちに。
詳細はまだ聞けていませんので、まずはマッキンリー挑戦時の写真を。



こんなに綺麗な山並み。遠くから見ると綺麗ですが、登るとなると・・・

途中まではセスナで飛べますが、ここからが大変。

ひたすら雪道を歩きます。空気が薄く、雪が深いため、想像以上のつらさです
テントを張るものの、この後雪でテントがつぶれたりも・・・
山の天気は変わりやすい。一気に吹雪き始めるのです。


なにはともあれ、アニマル石川は無事マッキンリー山を制覇しました!!!!!

山頂にて、DACグループの社旗(社員の応援メッセージ入り)も掲げています!!!




一先ず、お疲れ様でした☆★☆

2014年7月1日火曜日

マッキンリー山に挑戦・・・その結果は!?

久々のブログ更新です。

気付けば、約1ヶ月ぶりですね。

このブログを楽しみにしてくれている皆さん、どうもお待たせいたしました。


さて、この1ヶ月に何が行われていたかというと・・・


そうです、DACグループ「セブンサミット・プロジェクト」第3弾として、
グループ代表・石川がマッキンリー山に挑戦していたのです。


みなさん、マッキンリーをご存知でしょうか。
北米大陸最高峰、標高6,194m、あの植村直己さんも登頂しながら戻ってこれなかった山。
登山家によっては、最も難関との声もある山。










そんな山に、石川は初めて挑みました。

さて、その結果はどうだったのでしょう?


続きは次回のブログにて^^